2022年6月23日木曜日

linux on vbox on winをアップデートしたときに、重たいと感じたらすること

ずっと、lubuntuをvbox on win上で開発環境として使っています。

メインの開発環境以外は、直接ハードウェア上にインストールしたubuntuですが、メインだけは、vbox上です。

vboxなのは、手軽なのと、あと、開発環境がポータブルだと、やっぱり別のマシン上に移動するときに便利だからです。

で、最近、lubuntuを18から一気に22にアップデートしました。急に重たくなった。で、色々やったのですが、まあ、たぶん、次にアップデートするときにも、同じようなことをやるんだろうなぁ、と思うので、色々試したことを書いておきます。

書いてみると、結局、当たり前のことばかりですね。


1, 余計なサービスが動いていないか確認。

2, guest側window system で不要な設定がされていないか確認。

3, guest側の背景画像をなくして、背景は一色にすること。

4, guest側のディスプレイの設定、グラフィックコントローラの設定の確認。

5, guestに割り当てるメモリを増やす。


あと、おそらく、次は、lubuntuはないかなぁ、と思っています。だんだん、私が、最新のパッケージの機能を必要としなくなっているので、ubuntuの新しいパッケージに付いていくのがしんどいんですよ。自分で書いているスクリプトのたぐいを、いろいろ、最新の環境に合わせて書き換えなきゃならないの、大変ですからね。次からは、debianかねぇ。

2022年3月13日日曜日

ウクライナ危機について、今、思っていること

 2月24日、ロシア軍がウクライナに侵攻しました。

この記事を書いている現在も、ロシア軍が、ウクライナの首都のキエフに迫っています。

この記事は、その状況下で、戦乱から遠く離れた東京で、私が考えていたことの記録です。一部、未来予測的な部分を含むので、あとから見直すことができると有意義だと思って、記事にして残しておくものです(最近、その時々にあたりまえのように考えていたことを記録に残しておくと、非常に良いと思うようになりました。自分の立場や健康状態などによって、あたりまえだ、当然だと思っていることは、大きく変わっていくからです。)

想定読者は、数年後の私ですから、ここに書いてあることに反論がある人がいらっしゃっても、特に議論するつもりはありません。私は、この分野には、素人ですから、まあ、間違ったことも書いていると思うのですが、それもまた、未来の自分に読ませるためです。

1,この戦争は、非常に珍しい戦争である。
たぶん、私は、子供の頃に聞いたのと思いますが、「マクドナルドが出店している国同士は、戦争はしない」という言い回しがありました。出典は知りません。実際、これまで、マクドナルドが出店している国同士で戦争が起こったことがあるかどうかも知りません。おそらく、この言葉の意味は、十分に国際経済の一部になった国同士は戦争しない、という程度の意味でしょう。十分に国際経済から恩恵を受けている国同士は、戦争で得るものよりも失うもののほうが多い。だから、戦争しない。そういうことだと思います。

ところが、今回起こっているのは、マクドナルドがある国同士の戦争です。ロシアにもウクライナにもたくさんのマクドナルドがあります。今回、我々は、そういう、グローバル経済の一部であるような、しかも、それなりに大きな国同士が戦争すると、どうなるか、を、見せられているわけです。

2,経済制裁等が思ったより効いている。
ウクライナは、NATO諸国に助けを求めています。しかし、NATO諸国も、その同盟国も、直接に軍隊を派遣するような支援はしていません。経済制裁と、武器供与だけです。ところが、思った以上に、この経済制裁や武器供与が効いている。ウクライナに入ったロシア軍は思った以上に苦戦していますし、制裁を受けたロシア経済は破綻寸前で、おそらく、それほど長く戦争を続ける力は残っていません。

経済制裁が効いているのは、これは、これまで以上に世界経済が一体化している、いわゆるグローバル化が進んでいること、また、武器供与が効いているのは、戦争が、これまで以上にハイテク兵器に頼るようになってきたこと、が理由でしょう。

ここ十数年で、世界の多くの国が、これまで以上に、諸外国との貿易や国際投資の恩恵を受けるようになりました。その結果、グローバル経済から切り離されることは、これまで以上に高くつくようになったのです。その結果、経済制裁は、より強く効くようになった。よく、「経済制裁だけで防げた侵略はない」という言い方がなされますが、今回は、その、初めての反例になるかもしれません。

3,ウクライナの宣伝がうまい。
事前に思っていたよりも遥かに、ウクライナの宣伝戦というか情報戦は、旨いと思います。対して、ロシアは、あまりうまくない。このあたりは、近い将来、いろんな分野の宣伝の、ひとつのモデルケースになるのではないでしょうか。

4,このあとどうなるか(1)
3月13日現在、私は、もう、ロシアは、勝てないだろうと思っています。仮に、キエフが陥落しウクライナが負けても、ロシアは、ごく一部のロシア人居住地域を覗いて、ウクライナを占領できないでしょう。なにより、当面、厳しい経済制裁は解除される見込みはありません。経済制裁が解除されなければ、ロシアは、どんどん貧乏な国になっていきます。ロシアは、今や、韓国よりもGDPの小さな国です。これが、北朝鮮よりもGDPの小さな国になれば、おそらく、NATO諸国の安全保障は、いまよりもずっと簡単になります。おそらく、そのあたりが落とし所になるのではないでしょうか。

グローバル経済が発達した時代において、経済的エンガチョは、爆弾よりもパワフルな攻撃力を持つ兵器なのです。

西欧にとっての脅威になりえないくらい程度の弱小貧困国になったロシアが、ウクライナから撤退し、周辺諸国に作った、いくつもの自称「共和国」への支援をすべて解除し、制裁を解除してもらう。そういうふうになる可能性が高いんじゃないかな、と思っています。

5,このあとどうなるか(2)
経済制裁だけで、侵攻を止め、一つの大国を無力化できることができるという前例ができれば、おそらく、欧米の次のターゲットになるのは、中国です。

口実は、たぶん、いくらでもありえるでしょう。ウイグル問題でも、チベット問題でも、なんでもいい。中国の人権侵害や侵略と感じられる問題に対して、経済制裁が行われる。おそらく、中国は、理不尽だと感じるでしょう。私の知る限り、多くの中国人は、チベットもウイグルも、中国の一部だと本気で信じていますから。しかし、中国の信念は、制裁を解除する理由にはなりえません。制裁する国々に通じる論理で正当性を説明できない限り、制裁は解除されないからです。

もちろん、ひょっとしたら、こんな制裁は、起こらないかもしれません。しかし、将来、経済制裁を受けるかもしれないという可能性だけで、資本は、中国を避けるようになるでしょう。そうなれば、中国の経済成長は、今後は、これまでよりも難しくなるのではないでしょうか。

6,「ならず者国家」を排除したら、世界は平和になるのか。
ならないでしょう。おそらく、中露が弱体化すれば、欧米諸国同士の醜い争いが起こるようになるだけです。


追記。
個人的には、この投稿で予想したようになればよいな、とも思っています。ですので、予想だけでなく希望も入っています。武力介入せずに、経済制裁だけで大きな戦争を封じ込められるなら、また、それで、自由で民主的な国家群を守ることができるなら、完全に平和ではなくても、それで充分です。