2020年12月28日月曜日

2020年に買ったもので良かったもの(かもしれないもの)

 みなさん、ごきげんよう。

「2020年に買ったもので良かったもの」みたいなエントリーをあちこちで見て、ああ、買い物を通じて今年一年を振り返るというのもいいかなぁ、と思いましたので、それで、今年買ったもののなかで、いろんなひとにおすすめしたいものを並べる記事を書いてみようとおもったのです。

なんですけれど、私、あんまり、記事にしたくなるような良いもの、買っていないんですね。一番、おすすめしたいものは、無料のものだったりして。

というわけで、あまりおすすめしたい買い物でもないのですけれど、ダラダラと書いてみます。


1,スマホ版のCollabora Office
LibreOfficeベースのスマホやタブレット用のオフィススイートです。Android版とiOS版があます。無料ですので、買ったものじゃないんだけれど。ですが、たぶん、パソコンでオフィススイートを使うような作業をスマホやタブレットでやるなら、一番オススメです。


2,f-Droid
少し前まで、私は、スマホ用のメールソフト兼TODOリストとして、Googleのinboxを使っていたんです。非常に便利でした。なんですけれど、googleは、突然、inboxの提供を打ち切ってしまって、それ以降、ずっと、TODOリストの管理に困っています。それで、スマホで使うアプリやサービスが極端に固定化して、特定の製品に依存しすぎるようになるのは、避けなければならないな、と痛感したのです。スマホは、パソコンよりもはるかに、普通の生活の中に深く入り込んで使われるデバイスなので、依存しすぎた製品が突然なくなると、ダメージ大きいのですね。

というわけで、最近、これを導入しました。Android用のアプリケーションストアでして。まあ、Google Playみたいなもんです。なのですが、提供しているアプリがオープンソースのアプリに限られている、という、そういうアプリストアです。これなら、万一、アプリの提供が止まっても、自分でコンパイルすれば良いわけですね。いいんじゃないかな、と思っています。

まあ、無料なので、買ったものじゃないんですが。


3,グリッペン
3番目で、やっと、買ったものです。200~300円と、安いですが。これは、何かというと、鉛筆の補助軸です。ただ、少し変わっているのは、差し込んだ鉛筆をネジのように回転させて使いたい長さに細かく調節できる、という機能がついたものです。これが、案外、使い勝手がいいのです。鉛筆補助軸みたいな古くからあるジャンルに、進歩がありうるとは思っていませんでした。

これを使うまで、鉛筆の補助軸というのは、短い鉛筆を延長してつかうものだと思っていたのですが、補助軸の長さをこれだけ手軽に細かく調節できるとなると、単に延長するだけでなくて、鉛筆の長さを自分の手にあった長さに調節するために使うものに変わってくるのですね。

難点は、補助軸なので、鉛筆が短くないと使えないということでして。私は、これを使うようになってから、長い鉛筆よりも短い鉛筆のほうが便利と思うようになりました。


4,ノートパソコンスタンド
テレワークが増えて、自宅でのノートパソコンを使った作業が増えたころから、頭痛や首の痛みが強くなりまして、その対策として買いました。

テレワークが始まってから首が痛くなるという人が多いのですが、私の見ている範囲では、多くは、仕事中に猫背になるせいなのですね。テレワークと言っても、多くの人は、自宅に、オフィスのような大きなデスクを持っているわけではありません。たいていは、デスクより背の低い座卓や、食事用のテーブルの上で、オフィスで使うよりも小さなノートパソコンをおいて小さなディスプレイを覗き込みながら使っています。それで、猫背になって、首の後の筋肉が緊張するのです。

少しディスプレイを高くすれば、たいていは、改善します。というわけで、これは、おすすめです。

5,Matobuy 空気測定器
これは、訪問している事業所で使うために買ったものです。炭酸ガス、ホルムアルデヒト、PM2.5などの濃度を測定することができます。コロナ禍で、各事業所での換気の程度を測定するために炭酸ガス濃度を確認したくて買いました。

同種の機械のなかで、アマゾンで一番安かったので買いました。測定精度がどれくらいなのかは、よくわかりません。まあ、でも、事業所で使うと、働いている人たちに換気の重要性をわかってもらいやすいです。これは、良いものをかったかな、と思っています。


あとで、追加するかもしれませんが、とりあえず、こんな感じです。あんまり、紹介できるようなものは買ってませんね。そもそも、買い物に興味がないからかもしれません。


それでは、みなさん、ごきげんよう。

2020年4月26日日曜日

テレワークでの健康上の問題について

みなさん、ごきげんよう

今日は、テレワークの健康上の問題について、話したいな、と思います。

みなさんご存知のように、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、十分な準備なくテレワークが行われるケースが増えています。そのため、テレワークに伴って、様々な健康上の問題が起こってきています。そこで、今日は、テレワークで起こりやすくなりそうな健康問題、それから、その対策、についてお話しようと思います。

ここしばらく、テレワークを導入した会社で、社員の健康相談に応じてきて、ざっとみて、以下のような問題が起こっていると思っています。

1、各自の自宅で、適切な大きさの事務用デスクが準備できない。また、小さなノートパソコンで作業せざるを得ない。そのため、適切な作業姿勢がとりにくい。
これは、主に、肩や腰の痛みの原因になります。特に、住宅環境がそれほど良くない都市部では、自宅に自分の仕事用のデスクを持っていない人は、結構います。そうなると、小さな座卓や食事用のテーブルなどで仕事をするわけです。食事用のテーブルは、事務用デスクよりも少し低めに作られていますので、食事用のテーブルで作業しますと、どうしても、やや猫背気味になります。また、小さなノートパソコンを使わなくてはならないことも、この傾向を強めます。かといって、今から、テレワーク用の机やパソコンを買い足すことは非現実的です。
私がおすすめしているのは、とりあえず、パソコンのディスプレイの高さだけでも調節することです。パソコンのディスプレイを、猫背にならない状態で目線の高さよりもやや低くなるくらいの場所に調整しましょう。ディスプレイが横置きの人であれば、ディスプレイの上の辺の高さが、概ね、目線の高さと同じくらいになるように調節するのが良いと思います。ノートパソコンの場合は、そこまで高くすることは難しいですが、何かの台に乗せるなどして、少しでも高さを稼ぐと、多少、猫背は軽くなります。

2,作業に適切な明るさでない照明。
多くの家庭用の照明は、オフィスよりもやや暗く設定されています。ですから、ときどき、事務作業をするには照明が暗すぎる部屋でテレワークしている人がいるのです。これは、目の疲れの原因になります。これについては、デスクライトを用意することをおすすめします。

3,騒音、気温、湿度などの問題。
4,老人や子供などと同居しているスペースで仕事をしていることや、その世話のために仕事が中断されることによる集中困難。
この2つは、正直、簡単な解決方法がありません。各自の家で、家族で話し合って、解決方法を考えてください。

5,労働時間管理の困難。
テレワークになると労働時間が長くなる人、というのは、話を聞いていますと、ときどきいるようです。そういう人は、ときどき、意識して休憩をいれるようにしましょう。
簡単なストレッチなどをすると良いかと思います。
また、会社は、テレワークであっても、労働基準法や労働安全衛生法の労働時間の基準は適用されることを忘れないようにしてください。会社での仕事と同じく、一定以上の労働時間になれば、長時間労働として扱う必要があります。

6,運動不足。
自宅でできる簡単な運動、ググってみてください。結構たくさん引っかかりますよ。いろいろ試してみましょう。

それでは、みなさん、おげんきで。
ごきげんよう。