2013年5月27日月曜日

肘部管症候群

この半年くらい、右手小指から薬指にかけての痺れに悩まされてきました。
おそらく肘部管症候群だとわかっていたのですが、多忙のため整形外科にかかる時間が取れず、そのまま、痺れているままで放置していました。
先日、Facebookで、このことを書き込んだら、知人の先生から、UpToDateに「夜眠るとき、痺れている方の手の肘をタオルで巻いて寝るといい」と記載があるとおしえてもらい、実践してみると、一晩でほとんど症状がなくなり、一週間もたたないうちに、完全に無症状になりました。

タオルで肘を巻くことで、寝ている間、肘関節を強制的に伸ばしたままにしておくんですね。

あまりに簡単な方法で治ってしまうことに驚いたのですが、実は、もう一つ、気がついたことがありました。
僕は、寝ている間、ものすごく強く右肘を曲げてアゴの下に右手のひらを当てた姿勢になるクセがあったみたいなんです。
タオルで巻かれた肘を無理に強く曲げようとすると、タオルがきつくて眼が醒めてしまうのですけれど、そういう姿勢でタオルがきつくて眼が醒めてしまうことが何度かあったんですね。で、タオルを巻いているうちにその妙なクセが矯正されて、その結果、手の痺れもなくなってしまいました。

肘部管症候群は、肘の肘部管というところを通る神経が、その肘部管が狭くなっているなどの理由で圧迫されて、そのために痺れが起こる病気です。なんですけれど、その、肘部管が狭くなっているというのは、レントゲンなどで見ても良く分からないことが圧倒的に多いそうです。学生時代にそう習って、えらく不思議なことだなぁ、と思ったことを思い出しました。大部分の患者では、実は本当は肘部管が狭くなっていないならば、どうして神経が圧迫されるのだろう?と。


で、自分でこれに出くわして、あ、これは、寝ている時の妙な姿勢でも起こるものなのかもしれないな、これなら、レントゲンに写ったりはしないわな、と、思った次第です。


専門外なので、今度、整外の先生にあった時に、この推測について、聞いてみようと思っています。


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