2013年11月22日金曜日

ビッグデータ嫌いです。

いや、僕は、統計でメシ食ってたこともあるし、データマイニングみたいな論文も書いたことあるんですが、そういう話ではなくて、

最近、アマゾンでネルソンの小児科学のテキスト買ったんです。クレジットカードで、です。

すると、しばらくしてから、疑義照会(?)みたいな確認の電話がカード会社からあったんですね。

確かに自分が買ったものですと伝えると、別にそれ以上何も言われませんでした。この本、ご存じない方も多いかと思うのですが、小児科医の勉強するテキストとしては、一番ポピュラーな本です。つまり、カード会社のビッグデータによると、お前が小児科の勉強するのなんておかしい、というわけです。

何が気に入らないって、僕は、先々月、そのカードで聴診器買ってるんですよ。で、その時にも、カード会社から、確認の電話がありました。ええ、確かに僕が買ったものです。そういうとそれ以上のツッコミはありませんでしたが。

そのときに、少なくとも、僕が、聴診器を買うような種類の人間だとわかったはずだと思っていたんですが、どうなっているんでしょうね。

僕は、一応、医者ですし、小児科専門とは言いがたいですが、初期研修は小児科で研修しましたし、結構、小児患者診るんですけれどね。

いったい、信販会社のビッグデータは、どういう理由で僕が怪しげな医者だと思い込んでいるんでしょうね。

似たようなことは、べつのところでもありました。githubというプログラマ向けのサービスをしているサイトがあるんですが、そこにログインしようとすると、いつも、
「アンタは、本当に人間か?サイトをクロールしてるロボットじゃないの?」
と聞かれるんですね。他の人に聞くと、そんなこと聞かれてるのは僕だけのようです。医者じゃないだけでなく、人間であることすら怪しくなってきてしまいました。

どうなっているんでしょうね。本当に。

全然納得できないのですが、今日はこのへんで。

それではまた。

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